2010年 03月 11日
少し前のページで空気入れのことを書いた。 2つの空気入れのうち普通車用のほうは問題ないのだが、 米・仏式のほうの空気入れはホームセンターで980円くらいで買ったメーカー不詳もの。 全身プラスチック製のおもちゃみたいな代物で、これがなんとも使い勝手がわるく頼りない。 このたび、10年選手のmyチャリをせっかく蘇生させたのだから、 フロアポンプももっと上等なものに替えようと考えた。 さて、スポーツ車愛好者の間で評価の高いポンプはなんだろう、と いろんな人のブログを覗きまわってみたところ、 SILCA(伊)とか、SKS(独)とか、TOPEAK(米)とかいうブランドが目立った。 さまざまな意見を精査した結果、SKS>SILCA>TOPEAK という結論に。 しかし、どのブランドの製品も結構なお値段。第一希望のSKSともなると1万円以上もする。 たかが空気入れに諭吉さんはねぇ・・・。出してせいぜい漱石さん3枚くらいかなぁ・・・。 ちなみに中古品だったらどれくらいであるかな、と思ってネットオークションを覗いてみた。 探してみたら、あるではないか。程度はいろいろだけどけっこう安いものが出回ってる。 見知らぬ誰かと激しいバトルの末に落札したのが、これだ。 現行品の一代前のモデルのようだが、程度は上々。これが約1/3のお値段で手に入った。 ドイツ製品らしい質実剛健なつくりで、いままで使っていたものは何だったんだ、という感じ。 とにかくでかくて重い。測ってみたら全長73cm/重量2.4kgだった。 いままで使っていた980円ポンプが50cm/450gだから比較にならない。 このSKSポンプは16barまで入るようだが、myチャリは最大7barということなので、 かなりのオーバースペックだが、大は小を兼ねるわけだから問題ないだろう。 空気入れとは、かくも気持ちいい作業だったのか!と感動するほどで、 たしかに980円ポンプとは別次元の使い心地だ。 あまりの心地よさに、何度も空気を抜く→入れる→抜く→入れる・・・を繰り返したりして。 そんな異次元ポンプにも難点があった。それはどこかというと、ポンプベッドだ。 どのフロアポンプもヘッドの使い勝手については評価がわるいというのが相場みたいだ。 むしろSKSポンプのヘッドはかなりマシなほうだと思う。けど、やっぱりヘッドを外すときは難儀だ。 これまで使っていた980円ポンプは話にならないくらいの劣悪品だった。 空気を入れるときはタイヤのバルブにヘッドの穴を差し込み、 レバーを倒してクランプ(はさみ込む)するのだが、 いざ空気を入れ始めると、あら大変! ヘッドがスポッと抜け飛んでしまう。 仕方ないので手でヘッドを押さえながら片手でポンピングすることになる。 さて空気を入れ終わってヘッドを抜こうとすると、今度はなかなか抜けない。 仕方ないのでグリグリとヘッドを回しながらだましだまし抜くことになる。 これで一度、バルブの先っぽを曲げてしまったこともあった。 せっかく高性能フロアポンプを手に入れたのだから、ヘッドの使い勝手もよくしたい。 そこで登場するのが、自転車愛好家の間で絶賛されている、アレだ・・・。 (次回につづく) RICOH CX1 ↑日記@BlogRankingポチッ! ↑人気BlogRankingもよろしく!
by fct_k10d
| 2010-03-11 16:34
| 自転車
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